のれん -魔を退け幸運を招く

小矢部市,和食,のれん
鯉の滝のぼり

店頭を通られた方は新しい暖簾に気づかれましたか?

滝をのぼる生き生きとした鯉が描かれています。鯉(=来い)は、「商売繁盛」など縁起を担ぐめでたい図柄。


素材の麻布は、古くから神聖なものとして扱われ、魔除けとして今でも縁起物に多く使われてます。

麻布の暖簾を家の玄関先にかけるのも、悪いものが家に入ってこないようにする意味からです。麻が早くまっすぐ育つことから、商売繁盛、子孫繁栄を祈願する縁起物でもあります

麻に触れる機会の多い人は幸せになると言われているそうですよ。

 

時代を重ね、今もなお残っている習慣やものには、残るなりの存在理由があるんですよね。

お客様全てが、魔を退け、幸運になりますように。


参考サイト:「麻」のよもやま話